イールドスプレッド
イールドスプレッドとは、債券金利(長期金利)を使い株価の割高・割安感を計測するための指標の一つです。一般的に長期金利は日本国債10年債利回りが採用されることが多く、イールドスプレッドは長期金利から1株あたりの利益を株価で除したものを引くことにより求められます。
例えば、長期金利が2%で1株あたりの利益100円を出した企業の株価が2,000円の場合、2%-{(100÷2000)×100}=2%-5%=-3%となります。一般的には個別企業の株価というよりは株式市場全体の割高・割安感を測定するためにもちいられることが多いです。
なお、イールドスプレッドは小さくなるほど、株価の割安感が高いということになります。類似する指標としてイールドレシオが挙げられます。
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