まずは証券会社に口座開設
債券投資の第1歩は債券に投資ができる証券会社に口座を持つことです。最近では一部の銀行でも債券に投資できますが、取扱量やサポートなどを考えると証券会社を選択しておくほうが良いと思います。まずは証券会社を選びましょう。
債券は原則として証券会社で購入できる
債券を購入する場合、債券を発行している政府や会社に直接言って「債券を売ってください。」というわけではありません。債券を購入する(投資する)場合は、債券の取り扱い金融機関を通じて購入することになります。
債券を発行する国や企業などは「証券会社」に債券を一旦引き受けしてもらって、その引き受けた証券会社が投資家や機関投資家に対して債券を販売するという流れになっています。
国債をはじめとした公共債については証券会社、銀行(ゆうちょ銀行も含む)、信用金庫、信用組合、保険会社などで取り扱いができます。しかしながら、事業債(社債)や外債、仕組み債などは原則として証券会社のみで取り扱いをしています。
ですから、債券投資をするのであれば証券会社に口座を開きましょう。
債券投資にはどの証券会社がおすすめ?
債券投資をするには、まず第1に証券会社に口座を開設することから始まります。証券会社を選ぶ際は、以下の2つのポイントがあります。
・ネット証券を選ぶ!
債券投資の場合、新発(プライマリー)社債や外債などは各ネット証券でも購入は可能です。特に、近年では、個人投資家向けの社債販売が活発化したことを受けて、ネット証券における債券発行も増加しています。
また、個人向け国債の取り扱いなどに至っては、キャンペーンなどで実質的な値引きなども行っており、かなり魅力的です。個人的には債券投資においてもネット証券を活用する方がおすすめです。>>ネット証券と債券投資
・大手証券会社を選ぶ!
大手証券会社(野村證券・大和証券など)は規模が大きいことからプライマリー(新発)の債券を多く取り扱っているのが特徴です。ただし、どうしても手数料面などではインターネット専業証券などには劣ります。しかし、株取引の場合と違い、絶対的な流通量が大手証券のほうが優れています。既発債(既に発行されている債券)取引中心でなく、新発(新規に新しく発行される債券)に投資をしたいのであれば、大手証券を選ぶと良いでしょう。しかしながら、最近では、ネット証券における債券の取り扱いも増えており、個人的には大手証券を選ぶ理由はちいさくなったと考えています。
>>大手証券会社と債券投資
債券投資家におすすめのネット証券
債券投資ガイドがオススメする債券投資にベストな証券会社は「SBI証券」と「マネックス証券」の2社です。
この二つの証券会社は金利が高めで個人投資家からも人気の高い「SBI債」と「マネックス債」を独占的に扱っています。
また、低リスクな債券投資として人気の「個人向け国債」の扱いもあります。特にSBI証券の場合、個人向け国債のキャッシュバックキャンペーンも定期開催しているので国債投資をしたいと考えている方にも特にお勧めです。
SBI証券 SBIグループの個人向け社債「SBI債」の独占取り扱い。不定期販売ながら高金利で人気。 |
マネックス証券 ネット証券の中では、社債などの取り扱いに注力。円建て債券も豊富に扱う。「マネックス債」も不定期販売 |
個人向け国債 個人投資家専用国債。毎月発行。低リスク運用が可能。 「個人向け国債キャンペーン」を活用しよう! |