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利付債とは何か?

 

利付債(りつきさい)とは、債券の種類のひとつで、債券を発行する際に一定の期間ごとにクーポン(利息)を債券の所有者に対して支払うことになっている債券のことを指します。一般的に債券と呼ばれる場合はこの利付債のことを指すことがほとんどです。なお、クーポンの額が変動する「固定利付債」とクーポン額が変動する「変動利付債」があります。対義語は割引債。

 

利付債とは

利付債とは、利子が付く債券という意味で、一般的に債券と呼ばれる場合はこの利付債を指す場合がほとんどです。名前の通り、利付債は一定期間ごとに投資家に対して利息(クーポン)が支払われます。現在、債券の多くは電子化しており、証券としての券面を見る機会はかなり少なくなりましたが、本来の利付債のは、債券としての本体部分とクーポンと呼ばれる切り離しが可能な券が付いており、一定時期ごと(利払い日ごと)にそのクーポンを切り離して、クーポンと引き換えに利息を貰うという形になっていました。
そのため、利付債(債券)の利息のことを今でも「クーポン」と読んでいるのです。

確定利付債
確定利付債は、その名前の通り債券により支払われる利息(クーポン)の額が固定されているものです。債券に投資をした投資家は債券の取得価額に関わらず満期までは毎回同じ金額の利息を受け取ることができます。

変動利利付債
その名前の通り、債券の表面金利が変動するものを指します。こうした債券のことをフローターとも呼ばれます。市場金利などによって債券の利率が変動します。代表的な債券としては個人向け国債などが挙げられます。

 

一般的な債券は大抵がこの「利付債」

一般的な債券の大半はこの利付債です。

利付債ではない債券としては「割引債」というものがあります。

 

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