個人向け国債はキャンペーンを活用
マイナス金利下でも0.05%という定期預金などと比較して高い利回りで人気が高まっている個人向け国債。金利にはもちろん注目する必要がありますが、現在の金利下では、運用利回りよりももっと重視するべきものがあります。
それは「証券会社が実施している個人向け国債投資のキャンペーン」です。
たとえば、個人向け国債では毎回キャンペーンを実施しているSBI証券は100万円分の個人向け国債に投資をすれば2000円のキャッシュバックがもらえます。
これは利回りに換算すれば0.2%です。個人向け国債の利回り4年分にあたります。
個人向け国債は1年を経過すれば1年分の税引き後の利息を差し引くことで解約が可能です。極端な話ですが、個人向け国債を毎年100万円ずつ購入して翌年に解約をして毎回キャッシュバックをもらうほうが実質的な利回りが高くなるという逆転現象がおこります。
ここまでするというのは極端ではありますが、それだけお得なキャンペーンということになっていますので、個人向け国債への投資を考えている方はキャンペーンを上手に活用しましょう。
このページでは最新の個人向け国債に関するキャンペーン情報をまとめていきます。
個人向け国債投資キャンペーンのランキング
以下は個人向け国債の投資におけるキャッシュバックキャンペーンの利回りを計算したものです。上位の証券会社ほどお得なキャンペーンとなっています。
なお、このページでは50万円を国債に投資した場合で計算しています。
1位:SBI証券
50万円で1000円の現金キャッシュバックを受けることができます。キャンペーンの利回りは1年換算で0.2%となります。
SBI証券は基本的に「毎回」個人向け国債へのキャンペーンを実施しており、キャンペーン内容も同一なので予想しやすいという特徴があります。
さらに、不定期にSBI債の販売も行いますので、普段は個人向け国債で運用しておいてキャンペーンもゲットし、SBI債が発行されたときは乗り換えをするという運用方法でもいいですね。
2位:マネックス証券
キャンペーン内容はSBI証券と同様です。50万円で1000円分のキャッシュバックとなります。
3位:楽天証券
50万円で1000円相当の楽天ポイントでのキャッシュバックとなっています。率自体は同じですが、現金よりはポイントの方が使い勝手が悪いので3位としました。
債券投資家におすすめのネット証券
債券投資ガイドがオススメする債券投資にベストな証券会社は「SBI証券」と「マネックス証券」の2社です。
この二つの証券会社は金利が高めで個人投資家からも人気の高い「SBI債」と「マネックス債」を独占的に扱っています。
また、低リスクな債券投資として人気の「個人向け国債」の扱いもあります。特にSBI証券の場合、個人向け国債のキャッシュバックキャンペーンも定期開催しているので国債投資をしたいと考えている方にも特にお勧めです。
SBI証券 SBIグループの個人向け社債「SBI債」の独占取り扱い。不定期販売ながら高金利で人気。 |
マネックス証券 ネット証券の中では、社債などの取り扱いに注力。円建て債券も豊富に扱う。「マネックス債」も不定期販売 |
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