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アモチゼーション

 

アモチゼーションとは債券取得価格と償還時の損益を会計上按分する手法のことを指します。債券を額面価格よりも高い金額で取得した場合、債券の償還時には額面と取得価額との差額相当の損失が発生することになります。この損失を債券の保有期間で按分する方法がアモチゼーションと呼ばれます。

債券は、満期時には額面で償還されることになります。そのため、額面である100円よりも高い取得価額(例えば106円)で取得した場合、満期時には必ず損失が発生します。この損失は満期の年に発生するわけではないため、所有期間に応じて按分しようとするのがアモチゼーションという考え方です。
上記の例で、例えば満期までの期間が3年であった場合は、毎年2円ずつ帳簿価格を落とすことで損失を会計期間ごとに配分することができます。例えば1年後には簿価を2円下げて、104円にします。次の2円目には簿価をさらに2円下げることで102円に、最後の3年目(償還時)にも2年の簿価を落とすことで額面である100円にして損益を通算していきます。対義語はアキュムレーション。

 

 

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