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アキュムレーション

 

アキュムレーションとは、債券における償還差益の利益計算方法の一つです。債券は途中額面よりも安い金額で取得した場合、償還時に償還差益(額面と取得価額の差額)を受け取ることになります。その利益を債券の所有機関に按分することをアキュムレーションと呼びます。

例えば、残存期間3年の債券を額面91円で取得したとします。3年後の満期時には100円で償還されますので、満期時には9円の償還差益を得ることになります。アキュムレーションを行う場合は、毎年決算時に均等按分した償還差益を計上することで、1年後にはこの債券の帳簿価格が94円になり、3円の利益を計上、2年後には帳簿価格が97円になり、3円の利益を計上、3年後(満期時)には帳簿価格が100円となり、最後に3円を計上します。
アキュムレーションというのは、おもに企業における債券投資による損益計算書、バランスシート(貸借対照表)上の利益計算で用いられるものです。なお、対義語はアモチゼーションと呼ばれます。

 

 

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