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債券ファンドを通じて債券投資

 

やっぱり債券投資は少し敷居が高い。という方には投資信託(ファンド)を使って間接的に債券投資をする方法もあります。どちらかといえば、投信を使ったこの方法のほうが債券投資においてはメジャーかもしれません。ここでは債券投資が可能な投資信託について説明します。

 

投資信託(ファンド)と債券投資

投資信託とは、複数の投資家が資金を出し合い、その出し合った資金をファンドマネージャーが運用することで運用益をあげることを目的とした投資法の事を指します。多くの人が少しずつ資金を出し合うことで大きな資金を動かせるので、個人ではできないような投資も可能になります。

投資信託を通じて債券投資ができるファンドとしては以下のような種類があります。

 

MRF
MRFとは、マネーリザーブファンドの略で、超短期の国内公社債などに投資をしている投資信託です。元本割れのリスクがほとんどないのが特徴で、現時点で過去1度も元本割れをしていません。証券会社における預金的な役割を持つファンドです。

 

MMF
MMFとはマネーマネジメントファンドの略です。MRFよりはやや長い期間の公社債などに投資をしている投資信託です。購入から1ヶ月間は解約できないなどの特徴があります。利回りはMRFよりはやや良いといった感じで銀行の定期預金に似ています。ただし、元本保証ではありませんので注意が必要です。

 

外貨MMF
外貨MMFとは、マネーマーケットファンドの略で、それぞれの外貨MMFには米ドル外貨MMFというような名前がついており、それぞれの外国通貨建てで運用されている公社債投資信託です。それぞれの通貨建てでは極めて安全性の高い債券に投資をしていますので、外貨ベースでの元本割れのリスクは小さいですが、外貨建てですので為替リスクは当然に生じます。

 

国内債券型投資信託
国内の債券に投資をすることを前提にした投資信託です。投資する債券の基準(信用格付・残存年数)などについては、それぞれのファンドにより違いがあります。MRFやMMFなどと比較すると元本割れのリスクも高いのが一般的です。

 

外国債券型投資信託
名前の通り外国の債券に投資をすることを前提とした投資信託です。一般的には円建てで取引されますが、ファンドのポートフォリオは特定の通貨で構成されているものから、複数の通貨で構成されているもの、また投資する債券の基準(格付・残存年数)などにも違いがあります。

 

参考サイト:投資信託入門講座
投資信託のしくみや利用方法、投資をするうえでのポイントなどが解説されています。

 

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